NodeJS
各種バージョンの NodeJS が Jenkins から利用できるようになります。
ランタイムのインストールも自動で行ってくるので便利です。
1. NodeJS plugin 導入
ブラウザから http://localhost:8080
にアクセスしてください。
1.1 メニューから Jenkinsの管理をクリック
1.2 Jenkinsの管理からプラグインの管理をクリック
1.3 プラグインマネージャーからプラグインを追加
-
利用可能タブ
を選択。 - 検索ボックスに
NodeJS
と入力。 - 検索された NodeJS にチェックする。
- ダウンロードして再起動後にインストールをクリックする。
1.4 Jenkins 再起動
プラグインのインストール/アップグレード画面で
インストール完了後、ジョブがなければJenkinsを再起動する
にチェックをいれてください。
ブラウザから http://localhost:8080
にアクセスしてください。
再起動している旨の画面が表示されます、しばらくするとログイン画面に移動します。
2. NodeJS plugin 設定
どのバージョンを利用するのか予め設定が必要です。
2.1 メニューから Jenkinsの管理をクリック
2.2 Jenkinsの管理から Global Tool Configuration をクリック
2.3 NodeJs に追加
下にスクロールしたら、NodeJS の項目が表示されます。
バージョンを一つ追加するのは NodeJS追加
ボタンを押してください。
2.3.1 NodeJS LTS を追加
現在(コミット日時参照)は LTS(長期サーポートの安定版)は 12.18.2 ですので、そのバージョンを指定して導入します。
次のように設定しましょう。
設定項目 | 設定内容 |
---|---|
名前 | NodeJS 12.18.2 (何でも良いですが、利用者が分かりやすい名前が望ましいです。)
|
バージョン | NodeJS 12.18.2 (一覧から選択してください。)
|
(変更項目のみ)
設定できたら Save
ボタンをクリックしてください。
3. NodeJS plugin の利用
NodeJs のバージョンを echo する簡単なフリースタイルジョブを作成して実行します。
3.1 メニューから新規ジョブ作成をクリック
3.2 作成するジョブ名とタイプを選択
- ジョブ名に
master-nodejs-echo
を入力。 - 作成するジョブタイプから
フリースタイル・プロジェクトのビルド
を選択。 -
OK
ボタンをクリック。
3.3 ジョブ定義
タブ項目 | 設定項目 | 設定内容 |
---|---|---|
General | 実行するノードを制限 | チェックする。 |
” | 実行するノードを制限 » ラベル式 | mater |
ビルド環境 | Provide Node & npm bin/ folder to PATH | チェックする。 |
” | Provide Node & npm bin/ folder to PATH » NodeJS Installation | NodeJS 12.18.2 一つしかない場合は選択済み、その他は初期値のまま
|
ビルド | ビルド手順の追加 |
シェルの実行 を選択。 |
” | シェルの実行 » シェルスクリプト | node -v |
保存
ボタンで定義を保存してください。
設定項目のスクリーンショット:
-
General » 実行するノードを制限 » ラベル式
-
ビルド環境 » Provide Node & npm bin/ folder to PATH
- ビルド » ビルド手順の追加
- ビルド » シェルの実行
3.4 ビルド実行
早速実行してみましょう。
3.4 実行結果の確認
ビルド履歴から #1
をクリックしてください。
次に コンソール出力
をクリックしてください。
↓
設定した NodeJS と同じバージョンが出力されているでしょうか。
違うバージョンも設定してバージョンを変えて出力してみましょう。
パイプラインジョブでの利用方法は別途解説します。
4. NodeJS のグローバルインストールを使いたい場合
npm i -g [パッケージ名]
のように指定のパッケージをグローバルインストールしてビルド時に利用したい場合は次のように設定します。
2.3.1 NodeJS LTS を追加の手順で Global npm packages to install
の項目にグローバルインストールしたいパッケージ名を入力します。
(@angular/cli
は Angular CLI の最新バージョンが実行時にグローバルインストールされます。)
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